まずはエリアを決める

初めてのキャンプでは、サービスや設備が整った近場のキャンプ場・宿泊施設を選ぶのがおすすめです。自宅から遠い場所を選んでしまうと、移動に時間をとられて疲れてしまったり、現地でゆっくりできなかったりという失敗例もあります。

子連れの場合は子どもの負担が少なくなるよう、自宅から車で2～3時間程度で到着できる場所がおすすめです。

宿泊スタイルを決める

キャンプ場には様々な施設のタイプがあり、設備によっても過ごし方が変わります。予約する前に宿泊施設の特徴をチェックしておきましょう。

テントサイト

テントなどのキャンプ用品を持参して自分で設営します。キャンプ用品のレンタルや設営サービスが用意されたキャンプ場もあります。

常設テント

あらかじめテントが設置されているキャンプ場です。キャンプ用品や寝具などをレンタルできる施設であれば、準備や片付けが不要です。

グランピング

ひと味違う贅沢なキャンプを楽しみたい方は、グランピングもおすすめです。グランピングは設備が充実しており、寝床もしっかり準備されているため、キャンプ初心者や子連れファミリーでも安心です。

コテージ・キャビン・バンガローなど

屋外のテントで過ごすのに抵抗がある方は、コテージやバンガローなどの一棟貸しの施設からキャンプに慣れていくのもおすすめです。

キャンプ場は天候によって環境が大きく変わる場合もありますが、建物内であれば天候に左右されず、テントを張る必要もないため準備も楽です。また、コテージはトイレやお風呂、キッチンなどの設備が整っているため、気軽にアウトドアを楽しめます。

設備で選ぶ

子連れや家族でキャンプをする場合、キャンプ場の設備は重要です。子どもが安心して過ごせるように、生活環境が整った宿泊先を選びましょう。トイレやシャワーなどの水回りの清潔さは、特にチェックしたいポイントです。

設備が古くても、手入れが行き届いたキャンプ場や宿泊施設が過ごしやすいでしょう。

体験したいこと・アクティビティを決める

キャンプ場や宿泊施設の中には、自然を活かした様々なアクティビティが楽しめるところもあります。アウトドアの楽しさを子どもに知ってもらえるように、施設内や近隣のアクティビティをチェックしておくとよいでしょう。

豊かな自然

キャンプ場やコテージ周辺には、豊かな大自然や景色のきれいな場所が多くあります。大自然に囲まれて水遊びをしたり、森で生き物を探したりと、子連れでアウトドアを満喫することができます。

ロケーション

美しい海や豊かな森、満点の星など、絶好のロケーションを楽しめるのもキャンプの魅力です。どのような景色の中で過ごしたいのかは、宿泊先を選ぶ大きな決め手となります。

レジャー施設

リゾート地などに併設されたキャンプ場には、遊園地やプールなどのレジャー施設が備わっていることもあります。子連れやファミリーでのキャンプにおすすめです。

歴史や文化

歴史や文化を知ることが好きな方は、その地域ならではの歴史・文化の観光スポットを訪れるのもおすすめです。子どもの好奇心を刺激し、学べることも多いでしょう。

キャンプ場選び

子連れファミリー向けのキャンプ場を選ぶことが重要です。プレイグラウンドや清潔なトイレ、温水シャワーなどがあるキャンプ場は、子どものニーズに応えやすく、親もリラックスできます。また、緊急時に対応しやすいため、医療施設に近い場所を選ぶと安心です。

持ち物リストの作成

子連れキャンプの持ち物リストは、大人だけのキャンプとは異なります。子ども用の着替え、レインギア、日焼け止め、虫除け、応急処置セットなど、子どもの安全と快適さを保つためのアイテムを忘れずに持参しましょう。また、お気に入りのおもちゃや絵本もあると、子どもの不安を和らげることができます。

食事の計画

子どもはいつもと違う環境では食欲が落ちることがあります。慣れ親しんだ味の食材を用意するとともに、栄養バランスを考えた献立を計画しましょう。キャンプ場で簡単に調理できるメニューを考え、あらかじめ食材をカットしておくなどの下準備をしておくと、現地での調理が楽になります。

安全管理

子どもがいると、火や水辺、野生動物など様々なリスクに注意が必要です。キャンプ場に到着したら、子どもたちに安全ルールを説明し、常に目を配るようにしましょう。特に火を使う際は、子どもが近づかないように気をつけてください。

アクティビティの計画

キャンプでは、家族で楽しめるアクティビティが豊富です。ハイキング、川遊び、虫取りなど、子どもが自然と触れ合いながら学べるアクティビティを予定に入れると、より充実した時間を過ごせます。ただし、子どもの体力や興味に合わせて計画することが大切です。